CHIYOTETSU Brand Up Project
千代鉄ブランドアッププロジェクト

About
ブランドアッププロジェクト とは
To the next 100 years
千代鉄は今、次の百年へ。
千代鉄グループは、2017年5月に創立100周年を迎えました。
100年の歴史の中で、当社はお客様からの信頼を獲得し、1977年の6000系電車の登場から47年に渡りコーポレートカラー塗装を導入し、新たなブランドイメージの獲得を目指しました。
千代鉄のコーポレートカラー導入から50年という節目を3年後に控える今、次の50年に向けて千代鉄のイメージアップと認知度の上昇を図り、「Chiyotetsu Brand Up Project」に取り組んでいます。
ブランドアッププロジェクトでは「駅」「制服」「車両」など、皆様と関わりが深い箇所のデザインリニューアルを行います。
Design concept『AKATSUKI』
デザインコンセプト『暁』
千代鉄の色、青。
50年前に6000系電車へのコーポレートカラー採用から始まった「ChiyotetsuBlue」の歴史は次の50年へ。
当社の一大事業であるブランドアッププロジェクトでは「駅」「制服」「車両」など、当社の設備のほぼすべてを統一したデザインに更新して参りますが、その際にデザインの根幹となる指針が、2000年からの当社のデザインコンセプト『暁』です。
暁色の空のように、当社の歩んだ100年の歴史と築いた信頼を蒼色で表し、これから昇り行く太陽のように鉄道が未来を力強く照らしていく、そんな温もりと爽やかさを持つデザインを創る。
鉄道を、都市を動かす「交通」から社会基盤としての『鉄道』へ。
Color『AKATSUKI』
ー新しい青、新しい千代鉄-
2000年のデザインコンセプト設定後、初めてデビューしたのが5000系電車です。
当社のデザイン思想を全面に押し出し、暁色に染まる空を感じる鉄紺色を床面、つり革など各所に採用。
また、座席背面には夜明けを感じさせる丹色のラインを走らせました。
千代鉄を根本から次の段階へ進化させるためのデザイン。
それが、暁デザインです。

AKATSUKI Colors
▷パールホワイト(客室内装)
▷座席背面デザイン(鉄紺色・丹色)

▷鉄紺色(床・座席モケット基本色)


Sunrise of『AKATSUKI Design』
暁デザインの夜明け。
5000系電車に求められたものは6000系・旧2000系・7000系にはない2000年代の「技術」、トンネル、勾配、地下区間などの路線状態に負けない加減速を行う「性能」、また、当時の不況下でも生産・維持できる「経済性」の3点の要素でした。
また、それだけではなく、乗務員やお客様の安全を確保する車両構造や、整備性を向上させるため新型の車両制御システムである
「TISC」を搭載するなど、「全ての人に優しい車両」という点も付け加えられました。
そうして生まれた5000系車両は後年登場する電車たちの基本となり、2000年代の千代鉄の標準を作り上げました。
5000系電車は、デザインコンセプト『暁』の先駆けとして登場しました。
座席からつり革、車内手すりなど、一つ一つの設備のネジや部品接合部を徹底的に削減し、上質な車内空間を作り出すとともに、床や座面には鉄紺色を採用、座席背もたれには丹色のラインを走らせることで、夜明けの空を表現しました。
また、客室内装については複合材料を用い、パールホワイトを採用し、上品で信頼感を感じる車内に仕上げました。
